• DIY芸人への道 2022.09.01

第5回「流木と和紙のランプシェード」|いしいそうたろうDIY芸人への道

「間接照明は副交感神経に良い(気がする)」

ランプの温かみのある光は、日頃の疲れ、特に心に溜まった疲れを癒やしてくれる気がします。ボケがうまくウケなかった時など、何日経っても心に澱(おり)の様に沈殿していくものです。そうなんです。そうに違いありません。溜まります、ドンドンと。しかも気づかないうちに。

そんな知らず知らず溜まった心の疲れを皆さんはどのように癒やしていますか?

最近のいしいのテーマは、「いかに自分のご機嫌を取って生きていくか」。自分に1番優しく出来るのは、自分だけなんです。ならば、忙しい日常でも、ゆっくりとした時間、優しい空間に自分の身を置きたい。そう思うわけです。でも遠出をすることもままならない。時間も無い。そんなあなたに今回、いしいがDIYでおすすめするのが、ランプシェードです。しかも山梨県産の和紙を使ったランプです。

和紙を通したランプの光は、光と影の境界線が分からなくなるほど、じわーっとぼんやりと優しくあたりを照らします。それが非常に温かみのある物になって現実と夢の中の境界線を曖昧にし、浮遊感を感じるほどです。その光と浮遊感が、疲れで凝り固まった自分をゆっくりゆっくりとほぐしてくれる様です。

ここまで書いていたら、和紙の光を思い出して、脱力してきてしまいました。もう早く和紙のランプシェードに明かりを灯したい欲求でいっぱいです。なので作り方説明に参ります。このままじゃ、寝ちゃいそうです。

それでは、今回の材料と道具はこちらです。

<材料>

  • 和紙・・・西嶋の和紙(半紙3枚ほど)
  • 流木・・・3本(先日海で拾ったもの。バランスの良いものを選びました)
  • 針金・・・カラー針金 黒(線径 約1.6〜1.5mm #16)
  • 麻ひも・・・前回のDIYで作った時の物を利用(流木ハンギング参照
  • 電球・・・LED電球(60W形相当)
  • コード・・・黒

<道具>

ハサミ、両面テープ、カッター。
今回、新たに購入した道具は無し。

では、ここから作成していきます。


①流木の上あたりで、針金で組み合わせる

※3本を組み合わせたら、バランスを取るために立たせて確認する (写真①②③)。

写真①
写真②
写真③

②電球を上から引っ掛けて針金で吊るせるよう、ソケット部分に針金を巻き付ける

※最後に電球を取り付ける時、引っ掛けて吊るします。(写真④)

写真④

③流木の内側に両面テープを貼り付ける

(写真⑤)

写真⑤

④和紙をそれぞれの面に貼る

※半紙の幅を超えない様に、調節しながら貼っていきます。(写真⑥⑦)
※貼った時は三角形になるので、一枚一枚貼ったのち、余った部分をカットします。

写真⑥
写真⑦

⑤ランプを吊るして、長さを調節する

※長ければカットし、短ければ針金を足す。 (写真⑧)

写真⑧

⑥ 流木3本を固定している針金を覆うように麻ひもを巻き付けて完成

(写真⑨⑩)

以上です!

写真⑨
写真⑩

今回は、かかった時間は、おおよそ1時間くらいでした。
どうですか?和紙に光が当たると部屋をぼんやりと温かくしてくれて、とても落ち着きます。これで好きな飲み物を片手に、読書とかしたら最高です。もちろん何もせずにボーッとするのも良しです。
みなさんも是非チャレンジしてください!
では、また次回もお楽しみに。


いしいそうたろう

よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
山梨住みます芸人

失敗しないシタク