マイホーム購入の流れ

専門家の話や先輩購入者の経験談を基に、
「ジタクのシタク的マイホーム購入の流れ」を
まとめました。参考にしてください。

失敗しないシタク購入前のチェックリスト
  • ファイナンシャルプランナーのような専門家に相談するなどして、資金計画を立てましょう!
  • 一般的に、マイホームができるまでにかかる期間は探し始めてから約12カ月〜24カ月。
  • 土地・建物の購入金額の5〜10%は頭金として用意しておきましょう。
  • 住宅ローンの融資開始は、原則、建物完成後。それまでは、『つなぎ融資』を受ける必要あり!?
  • 土地だけ先に買おうは危険!? 住宅ローンは建物購入が条件で使える融資。
  • 土地がない人もまずは、気軽に住宅会社に相談してみよう!
「土地」「建物」「お金」… まずは何から始めればいいの?

「土地」「建物」「お金」… まずは何から始めればいいの?

ジタクのシタクを見ていただいている方の多くが、「マイホーム購入は初めて」という方ではないでしょうか。
「とても大きな買い物なのに、一体何から始めたらいいのか分からない!」と悩んでいる方も多いと思います。
ここでは、事前に知っておきたい住宅ローンの基礎知識を踏まえた上で、3つのケースごとの購入の流れを解説します。
ぜひ、参考にしてください。

結論! マイホームづくりでは、まずは住宅会社(建物)を決めるのがベターです

結論! マイホームづくりでは、まずは住宅会社(建物)を決めるのがベターです

マイホームを建てるには土地と建物が必要です。
「土地から探そうか、それとも住宅会社を先に決めようか」という疑問については、住宅会社から決めることをお勧めします。
ほとんどの方が住宅を取得する際に活用するのが住宅ローンです。
土地と建物両方を購入する場合、両方の購入費用に住宅ローンを充てることができます。
しかし、土地だけ先に購入しても住宅ローンを使うことはできません!
住宅ローンは家を建てる住宅会社が決まり、1年以内に建てることなどを条件に低い金利でローンを組める商品です。
土地探しは各住宅会社でもサポートしてくれることが多いので、特に土地の購入も住宅ローンでとお考えの方は、住宅会社を決めるところから始めてみてください。
ただし、お金の面がどうしても心配という方は、事前にファイナンシャルプランナーなど専門家に相談することもお勧めです。

お金の面で知っておきたいこと! マイホーム完成前に支払いが複数回あります

お金の面で知っておきたいこと! マイホーム完成前に支払いが複数回あります

住宅ローンの融資実行は、マイホーム完成時となります。
しかし、完成する前にお金を支払わなければならないタイミングがいくつかあります。
主なものでは、住宅会社との本契約時に支払う契約手付金で、一般的にはマイホーム購入金額の5~10%と言われています。
このほか、土地を買う場合は土地契約手付金もマイホーム同様に購入金額の5~10%必要となります。
そのため、マイホーム購入には購入金額の20%の自己資金(頭金)があると安心だと言われています。

実は、住宅ローンを借りる前にマイホーム購入金額の約6割を支払う必要があります

実は、住宅ローンを借りる前にマイホーム購入金額の約6割を支払う必要があります

先程の説明の通り、住宅ローンの融資実行はマイホーム完成時です。
しかし、マイホームの購入費は着工時、上棟時、完成時の3回に分けて支払うことになっています。
一般的には購入金額のうち、契約手付金が10%、建物着工金が20%、建物中間金が30%で、完成時の建物残代金が40%とされています。
つまり、住宅ローンを借りる前に購入金額の約6割を先払いしなければならないということなんです。

安心してください! そのためにある「つなぎ融資」

安心してください! そのためにある「つなぎ融資」

マイホームの購入金額の約6割という大きなお金を自己資金で準備することは大変難しいです。
そんなときのために、一般的な住宅ローンでは、「つなぎ融資」を利用することができます。
つなぎ融資は、住宅ローンの融資が実行される前に分割して先に(着工時、上棟時に)融資を実行し、マイホーム完成時の融資実行までは金利のみを支払うというものです。
つなぎ融資を使うことで、契約手付金以外の建物着工金と建物中間金(マイホーム購入金額の50%)を支払うことができます。
土地を購入する場合も同じで、事前に融資を受け、マイホーム完成時までは金利のみを支払います。

安心してください! そのためにある「つなぎ融資」

それでは、3つのケースごとに説明します

マイホーム購入には大きく分けて①住宅と土地を同時に購入する②土地はあり、住宅のみ購入する③建売住宅・中古住宅を購入する―の3つのケースがあります。
ケースごとに図解を使いながら、購入の流れを説明します。

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