• ライフスタイル 2024.03.21

クラフト作家を訪ねて  kiki craft 宮川大輔さん(身延町)

こだわりを持って建てた家での生活を、さらに豊かにしてくれるアイテムの一つとしてクラフト作品があります。既成のものでは味わえない良さがあり、暮らしに彩りを与えてくれるのが魅力です。
住宅に関わる魅力的なアイテムを作る山梨県内の作家たちを訪ね、作品作りへの思いを聞きました。


個性生かし〝木産木消〟めざす

木工作家・宮川大輔さんの作品は、主に山梨県産のサクラやスギ、ヒノキなどを使っています。
きこりの仕事もしていることから、自らが伐採した樹木を主に利用しているのが特徴で、山の恵みを使い切るモノづくりを目指し、それを〝木産木消〟と呼んでいます。

作品はランプシェードや器、カッティングボード、カトラリーなど。
生の木を削って形を作ってから乾燥させるグリーンウッドターニングという方法で作るランプシェードは、水分が抜けていく過程でできたゆがみが味わいのある表情を創り出しているのが魅力です。

宮川さんは「山の恵みを使わせていただく責任として、少しでも格好よく仕上げたいと思っています。
木への敬意を持ち、木の個性に合わせた作品作りを心掛けています」と話しています。
ランプシェードはヒノキやサクラ、クルミなどさまざまな素材を使っていて、直径15~35㌢で9000~2万円台が中心です。
それよりも大きいサイズはオーダーになります。
宮川さんは「新居を建てるために切った木があれば、それを使って作品を作るのもいいですね」と薦めます。

オンラインショップもありますが、木の節や割れ、形に合わせて作った作品は一つ一つ表情が異なるので、まずは手に取って選ぶのがお薦めです。木の種類やデザインによって光の通し方も違いますので、店頭で試してみてください。



DATA

kiki craft(キキクラフト)

身延町市之瀬353-1
TEL0556-48-8155
月2回程度のオープン日以外は、事前予約が必要。
クラフト市やマルシェへ出店するほか、県内のギャラリーでも扱っています。

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