• ジタクの自慢 2024.03.19

南アルプス市の家事がラクになるジタク

〝毎日の家事負担〟減らす実例

白を基調とした四角いフォルムのスタイリッシュな一戸建て。
南アルプス市のKさん(28)さんは、2月に完成したばかりの新居で、妻のAさん(28)、1歳8カ月の長女Hちゃん、愛猫・おかき君の3人プラス1匹で暮らしています。

家づくりのきっかけは、Hちゃんが生まれ、賃貸住宅が手狭になったこと。
共働きのため、少しでも家事の負担を減らす家づくりにこだわりました。



「浮かせる収納」や除菌水の水栓

1階にはファミリークローゼットと洗面所、脱衣所兼ランドリールーム、浴室をひと続きに配置しました。
約4畳のランドリールームには洗濯乾燥機のほかに、洗濯物を畳む作業台とつり下げ型の室内干しを設置し、1カ所で洗濯が完結できるように工夫しています。
浴室は掃除しやすいよう、シャンプーなどのボトルをすべて壁に掛けて「浮かせる」収納にしました。

 

キッチンはアイランドタイプ。周囲をぐるっと回れる動線は、家事をよりスムーズにしてくれます。
浴室給湯器やインターホンのモニターなど、生活感が出やすいスイッチ類は正面から見えない壁にすっきりとまとめ、同じ場所にマグネットボードも設け、メモやプリントを張れるようにしました。

キッチンの奥には、買い置き品をたっぷりと収納できるパントリーを設けました。
IH調理器の前方に設置した透明の油はねガードは、リビングに油煙が広がるのを防いでくれます。
キッチンカウンターの素材は、継ぎ目がなく手入れしやすいものをチョイス。
タッチレス水栓の横には除菌水が出る水栓があり、まな板や食器、ふきんなどの除菌や、シンクのぬめり防止にも役立っているそうです。


収納はたっぷりと

玄関には「ベビーカーをそのまま収納できるように」(Aさん)と1・5畳の土間収納をつくりました。
土のついた野菜なども気軽に置けるほか、上部にハンガーラックを取り付け、コートなどのアウターを掛けられるようになっています

リビングの収納は、西側の壁面、階段下、キッチンカウンター側面の計3カ所あり、これから物が増えても安心です。
2階の寝室横のウオークインクローゼットは、服が好きだというKさんの要望で4畳分の広さを取りました。


暮らし楽しむ工夫も詰め込む

「以前よりも家事がしやすくなり、大満足」と話すAさん。
〝家事楽〟の工夫とともに、吹き抜けや間接照明、雑貨を飾るためのニッチなど、暮らしを楽しむ要素もふんだんに取り入れました。

 

大切な家族の一員であるおかき君のために、吹き抜け部分にキャットウオークも設置しました。
「家づくりで大切なのは、自ら積極的に調べることと、担当者とのコミュニケーションだと思います。
イメージでもいいので、しっかりと思いを伝えることが理想の家づくりにつながります」と振り返りました。

失敗しないシタク