• ジタクのシタク塾 NEW 2025.07.17

スマートホームで快適ライフ最新機能を紹介

外出先から家のエアコンをつけたり、ペットの様子を観察したり―。
スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、住宅にあるさまざまな機能や設備を自動化して遠隔操作できる「スマートホーム」が注目を集めています。
スマートホームの機能を備えたスマートハウスを販売するミサワホーム甲信(甲府市国母7丁目)の担当者は
「導入により、暮らしの快適さや安全性が高まるだけでなく、エネルギー効率を上げられるので節約にもつながります」
と紹介しています。具体的な機能やメリットなどについて聞きました。

スマートフォンを使い、住宅にある機器を遠隔操作。便利さの追求だけでなく、外出先で自宅の様子を確認することができ、安心にもつながるのがメリット

「安心」「安全」「快適」「省エネ」

スマートフォンなどと住宅内の機器がつながり、外出先でもコントロールが可能になるスマートホーム。
同社では「安心」「安全」「快適」「省エネ」の四つに分類し、さまざまな機能を実現させています。
例えば、家族やペットの見守りを行う「安心」は、室内の温度や湿度を測定して熱中症の警戒情報を送信する「熱中症アラート」や、家族が帰宅した時に手洗いなどで水を使用すると通知が来る「おかえりアラーム」、一定時間以上、高齢者宅などで水が使われない時に生活反応がないことを知らせる「見守りアラーム」があります。
担当者は「家から離れていても、高齢者や子ども、ペットを見守ることができ、共働き家庭などの安心をサポートできます」と説明します。

エネルギーの〝見える化〟で省エネ意識の向上も

省エネ意識の向上も

玄関や窓の戸締まりをチェックする「戸締まりモニター」、ドアや窓が開いた時に通知が来る「防犯アラート」、水の出しっぱなしなど異常な水道使用状況を知らせる「異常使用アラート」は、住まいの「安全」を守ります。
外出先でわが家の防犯対策を講じることができ、危険を察知していち早く対応できるのがメリットです。

「快適」な暮らしのサポートとして、室温を確認しながらエアコンを遠隔操作したり、室内外の環境を計測して自動で天窓の開閉やエアコン運転などを行ったりすることも可能です。
「スマートフォンやタブレット端末では、電気やガス、水道の消費量などをリアルタイムで確認することができます。
そのデータは保存され、前月と比べることもできます」と担当者。
エネルギーの〝見える化〟により、省エネ意識の向上にもつながります。


ネット回線などが必要

このような機能の導入には、スマートフォンやタブレット端末のほか、インターネット回線と無線LANルーター、アプリのインストールなどが必要です。
インターネットを使用することで不正アクセスやハッキングの可能性も考えられるため、セキュリティ対策も大切です。

同社の担当者は「新築時に導入するだけでなく、それぞれのライフステージやライフスタイルに応じて、必要な機能だけ後から設置することも可能です。スマートホームで、より便利で快適な暮らしを実現してみてはいかがでしょうか」と話しています。

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