• ジタクのシタク塾 2025.03.19

ペットと暮らす家づくり 快適に過ごすアイデア紹介〈犬編〉

犬や猫などペットを飼う家庭が増えています。新居を建てる際、家族の一員でもあるペットも快適に暮らすことができるように配慮したいと考えている人も多いのでは?特に飼っている人が多い犬と猫と暮らす家づくりのポイントを専門家に聞きました。


夏バテや熱中症から守る 人も犬も心地よい住宅を

家族の一員として迎え入れるケースも多い犬。温暖化で夏の猛暑が続く中、愛犬と屋内で一緒に暮らす場合、暑さに弱い犬が多いため、人も犬も快適な温度で過ごせる環境が求められています。家づくりや会社選びなどをサポートしている「家づくり学校 甲府校」(甲府市向町)の担当者にポイントを聞きました。

新型コロナウイルスの流行で人との触れ合いが限られた中、安らぎを求めて犬などを飼い始めた人が増えていることもあり、「家づくり学校 甲府校」の窓口には、愛犬と暮らす家づくりの相談も少なくないそうです。

快適な温熱環境

 同校のアドバイザーが、犬と暮らす家づくりで、大切なポイントに挙げるのが、人も犬も快適に過ごせる住宅性能です。昨年、甲府や勝沼で、最高気温が35度以上となる猛暑日の年間日数が最多を更新するなど、一年を通じて暑い日が続いています。暑さに弱い犬も多いため、愛犬の夏バテや熱中症には注意が必要です。快適な温度を保つため、断熱性や気密性は気にしたいポイントです。夏場などに犬を家に残して外出することも想定されるため、省エネ性能や換気性能にも配慮したいところです。敷地やスペースに余裕があれば、庭などに犬が自由に走り回れるスペースを設けてみては。フェンスなどで囲ったドッグランを設置すると、リードを外して自由に遊ばせることができ、犬にとっては快適な屋外空間になるでしょう。また、共働きなどで忙しくて散歩に行けない日が多い家庭でも、ドッグランがあれば犬の運動不足やストレスの解消に役立ちます。このほか、犬が出入りする場所に、犬の足を洗える場所をつくっておくと、散歩からの帰宅後がスムーズになります。

家の敷地内に整備されたドッグラン。リードなしで自由に走り回れる

愛犬のスペース設置

 犬は屋内でも走りまわるケースが多いため、けがを防ぐために滑りにくい床材を選ぶことも大切です。同じ床材を壁まで貼ることで、犬による汚れや傷を防ぐ効果があるそうです。匂いが気になる場合は、消臭機能のある内装材を選ぶのもポイントです。同校の担当者は「大切な愛犬と快適な暮らしを送るためには人も犬も心地よい住環境を整える必要があります。ポイントはいくつもあり、予算の範囲でどこにこだわるかを決めることが大切ですね」と話しています。  

スキップフロアの下段に愛犬専用の部屋を設けてスペースを有効活用。
滑りにくい床材など犬との暮らしに配慮した住空間

【犬と暮らす 家づくりの ポイント】

★快適な温度を保てる断熱性や気密性
★滑りにくい床材や消臭機能のある内装材
★散歩から帰宅後に足を洗える水場
★ドッグランなど犬が自由に遊べる場所 

ロフトの下に設けた愛犬専用スペース。
滑りにくく、汚れにくいタイルを壁面までつなげたことで、お手入れが簡単に
記念につくった愛犬の足型

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