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DIY芸人への道 2022.01.26
第2回「大型鏡」
「大きな鏡があると部屋が広く見えるんだってさ」
いつか誰かの何気ない一言が心に引っかかり、それはいしいの心の隅にひっそりと息づいていていました。
その言葉が、ムクムクと日増しに大きくなり、とうとういしいの体を勝手に動かすまでになったのです。
ということで、今回のDIY芸人への道の第2歩目は、「部屋に大きな鏡を置こう」です。
ただ、鏡って自分で作れるのか?という、考えてもみなかった壁に早速鼻っ面をぶつけてしまったので、またもや現代のお助けマンことインターネットの力を借ります。
すると出会いました!なんと100円均一のお店で売られている鏡(スリムスタンドミラー)を使って、大型鏡を作れるという情報が。ああ、神様(ネット)は、いしいを救いたもう。
しかもオシャレだ。姿見とまで行かなくても、部屋を大きく見せる効果は十分そうだ。
これはもう早速やってみるっきゃない!と思い立った日が吉日、気がついたら100円ショップにいたわけです。
今回使う鏡の総数は、21枚。何かあった時の為に、22枚は欲しいところ。
ただ、こんな枚数の鏡が、1軒のお店にあるわけないので、合計で3軒100円ショップを巡りました。
大体、1軒につき7〜8枚くらい鏡だけを購入していく男がいると想像してください。
そんな人を見つけていたら、それはいしいです。そっと見守ってあげてください。
さて、今回の材料と道具はこちらです。
<材料>
- スリムスタンドミラー・・・110円×23枚
- 針葉樹合板(9mm)・・・1508円(カット代含む)
※あらかじめ鏡の大きさを測り、そこから合板をお店でカットしてもらいました。 - パイン材
- 910×24×24・・・272円×2本
- 182×24×24・・・525円×2本
- 182×24×24・・・360円×4本
- 水性ペイント(黒)・・・657円
- 両面テープ・・・305円
- シリコーンコーキング・・・327円
<道具>
- はけ・・・140円
- コーキングガン・・・217円
- スチールクランプ・・・110円×2
- ミニニッパー・・・110円
合計 9,048円
※ノコギリ・ドライバー・紙やすりは、私物利用
今回は、前回より少しボリュームが大きくなりました。
では、ここから作成していきます!Let’sスタート!
①木枠(パイン材)をペイント
今回は、光沢のある黒色をチョイス。少し落ち着きのある雰囲気に仕上げてみようと試みます。
結局、ここは時間かかります。ペイントは、天気の良い日を選ぶのがポイントです!(写真①②③)
②スリムスタンドミラーの枠組みを取り外す
ペイントが乾くのを待ちながら、100円ショップで購入したミニニッパーで、切断して外しいきます。ここは、根気いります。時々鏡に映った自分を見て、自分自身を見つめ直しても良いでしょう。
③土台となる合板に枠組みを取り付ける
黒く塗れた木枠をまずは縦横2辺のみ止めます。ここでインパクトの出番です。クランプで挟み、木枠がズレないようにします(写真④)。
④鏡の大きさを見ながら合板に両面テープを貼り、間にシリコンコーキングを塗る
シリコンコーキングをするのは、鏡をしっかり合板にくっつける為です。コーキングガンを使って、満遍なく塗っていきます(写真⑤⑥)。
⑤慎重に鏡を全てはめ込んでいきます。(横3列・縦7列)
同じように見えて、鏡の大きさに若干の違いがあります。組み合わせていく時に調節します。一度貼ってしまうとなかなか取れません!注意深く慎重に!(写真⑦)
⑥鏡の境目に両面テープを貼り、木を貼り付ける。(境目を隠す)
枠組みよりも細い木を、まずは縦から貼り付けます。最後の木枠も止めたら、その後に横の列の境目を隠すように木を貼り付けます。
全ての境目を隠せたら、完成です!!!(写真⑧⑨⑩⑪⑫⑬)
今回この鏡は、どこかに取り付けるわけではないので、お好みの場所に設置も可能です。
我が家は、小学校4年生と2年生の娘がおり、その子達と同じくらいの高さなので、娘たちが使える場所などに設置しようと思っております。玄関にあると娘たちが姿見がわりに使えて良いかもしれません。
更に今回は鏡を21枚使いましたが、数を変えることによって大きさをお好みにできます。
そこまで大きくなくてもいいという方は、もっと簡単に制作出来ると思います。
これを作って、お部屋を2倍にしたい!という方は壁一面の大きさにチャレンジしてみるのも乙かもしれません。その場合は、くれぐれも家族に相談してからにしましょうね。
では、また次回もお楽しみに!
いしいそうたろう
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
山梨住みます芸人