• ジタクの自慢 2023.11.24

富士の麓のガレージ付き住宅

県内外で複数の事業を営むAさんは、富士山を間近に望む富士河口湖町内の住宅街に、木造2階のビルトインガレージ付き住宅を建てました。細部まで趣向を凝らしたこだわりの一軒で、モノトーンを基調にしたモダンテイストの外観は、周囲の風景と調和しながらもしっかりとした存在感を放っています。


木のぬくもりふんだんに

A邸は10月中旬に完成したばかり。Aさんと妻のTさん、娘のMさんの3人と、愛犬であるシベリアンハスキーのまるくんが暮らしています。

室内は「木のぬくもりを感じたい」という家族の希望を存分に反映。シューズクロークを併設した広々とした玄関は、壁一面が波模様を彫り込んだヒノキの無垢材で飾られ、優しい香りが漂います。


広々明るいLDK インテリアにもこだわり

暮らしの中心であるLDK(リビング・ダイニング・キッチン)は、白をベースカラーにしたナチュラルモダンな空間です。

大理石のローテーブルや柏木工のダイニングセット、南部鉄器のペンダントライトなど、一つ一つのインテリアにもこだわりが詰まっています。

リビング南側にはテラスへとつながる大きな掃き出し窓があり、柔らかな自然光が差し込みます。


立地生かして家づくり 富士山の絶景が自慢

「家族一同大の富士山好きで、ここに家を建てた理由も富士山です。立地が最大限生きるよう間取りや窓の配置を工夫しました」とTさん。

リビングだけでなく、琉球畳の和室、折り上げ天井を採用した主寝室、果ては浴室に至るまで、ほとんど全ての部屋から富士山が見えるのが自慢です。


老後見据え段差少なく 愛犬も伸び伸び

老後や愛犬まるくんの過ごしやすさを考慮し、廊下や部屋と部屋のつなぎ目などの段差を極力減らしているのもこだわりです。

リビングの西側にはまるくん専用の個室も設けられていて、「いつも伸び伸びとリラックスしています。実はまるが一番この家を楽しんでいるのかも」とMさん。 


実用性とデザイン性高めるビルトインガレージ

そして、A邸の大きな特徴がビルトインガレージです。

Aさんは仕事の都合で車移動が多く、走行距離は年6万㌔。負担を分散するために、車を複数台所持しています。

大切な愛車を盗難や災害のリスクから守るため、余裕を持って3台を停められるスペースを確保。趣味のサーフボードもアクセントとなり、実用性とデザイン性を兼ねた空間になっています。


細かな工夫で華やぐ暮らし

壁に設けたニッチ(くぼみ)にスイッチ類を集約することで空間をすっきり見せたり、部屋のテイストに合わせて天井のデザインを変えたり…。たくさんの細やかな工夫が、暮らしを華やかにしています。

Tさんは「木の風合いと断熱性能の高さに惹かれましたが、最終的なメーカー選びの決め手は見学した基礎工事の丁寧さでした。しっかり見て、考えて、選択することが、後悔しない家づくりの秘訣だと思います」と話しています。

失敗しないシタク