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ジタクのブログ NEW 2025.05.21
東京からのアクセスで選ぶ!山梨の「ちょうどいい」田舎暮らし

山梨県は、東京との距離が「ちょうどいい」、移住に最適な地域なのをご存じですか? コロナ禍を経て地方移住への関心が高まっていますが、「交通の便が悪そうで不安…」「仕事はどうしよう…」など、現役世代にとって移住のハードルは低くはありません。その点、山梨は富士山や八ヶ岳などに囲まれて自然に恵まれているにもかかわらず、東京からのアクセスが良好な「ちょうどいい」田舎。本記事では、さまざまな移住スタイルを選択できる山梨暮らしにクローズアップします。
目次
- 実は東京から2時間以内! 山梨は"ちょうどいい"距離感
- 新宿~甲府を約1時間半で結ぶ特急「あずさ」「かいじ」
- 「バスタ新宿」発着の高速バスも路線網が充実
- クルマなら、都心から中央道で甲府まで最短1時間半
- 都内と「ちょうどいい」距離の田舎だから、移住の選択肢がぐっと広がる
- 山々と清流が織りなす 大自然のそばで暮らす贅沢
- 「平日は東京、週末は山梨」の2拠点生活にもぴったり
- 直通列車で、移住後も都内に通勤するパターンもアリ!
- 実際に住むなら? エリア別の「ちょうどいい」移住スタイル
- 田舎暮らしをしながら東京で働くなら、東部エリア
- 週末移住にもおすすめ 中北・峡東・富士五湖エリア
- 静岡とのアクセス向上 のんびり過ごすなら峡南エリア
- 豊かな自然と利便性のバランスが取れた「ちょうどいい田舎暮らし」を山梨で!
実は東京から2時間以内! 山梨は“ちょうどいい”距離感
新宿~甲府を約1時間半で結ぶ特急「あずさ」「かいじ」
東京都の西隣に位置する山梨県。都内からはJR中央本線でダイレクトにアクセスできます。中央本線は八王子市の高尾駅、神奈川県相模原市の相模湖駅を超えると山梨県に入り、大月駅、甲府駅などを経て長野県方面に延びる路線です。
東京駅・新宿駅と県内を結ぶ中央本線の特急「あずさ」「かいじ」は、1日30往復運行。例えば新宿駅を10:00に発車する「あずさ21号」は、甲府駅に11:28着。長野県と接する北杜(ほくと)市の小淵沢(こぶちざわ)駅には11:52着 と、2時間以内にアクセスが可能です。
河口湖方面へは大月駅から私鉄の富士急行線を利用することになりますが、直通特急の「富士回遊」が1日4往復運行。新宿駅から河口湖駅まで、2時間以内で結んでいます。
「バスタ新宿」発着の高速バスも路線網が充実
高速バス網も充実しています。甲府方面は、山梨交通などが運行する「竜王・甲府~新宿線」が1日24往復。新宿高速バスターミナル「バスタ新宿」から甲府駅までは、約2時間10分です。富士急行バスなどが運行する「富士五湖~新宿線」は1日30往復以上。「バスタ新宿」と河口湖駅をおおよそ1時間45分で結んでいます。
クルマなら、都心から中央道で甲府まで最短1時間半
自家用車やレンタカーでも、気軽にアクセス可能です。首都高速4号新宿線・外苑出入口を起点にすると、中央自動車道・甲府南ICまでは約115km。道路状況にもよりますが、渋滞がなければ、約1時間30分で到着できます。
河口湖方面は、中央自動車道・大月JCTから同・富士吉田線へ。外苑から河口湖ICまでは約105kmで、こちらも順調に行けば1時間20分ほどで到着します。
都内と「ちょうどいい」距離の田舎だから、移住の選択肢がぐっと広がる
山々と清流が織りなす 大自然のそばで暮らす贅沢
これだけアクセスが良い場所にもかかわらず、豊かな自然環境がある山梨。世界文化遺産の富士山、日本百名山に数えられる八ヶ岳、そして南アルプスの峰々に囲まれており、特別名勝の昇仙峡(しょうせんきょう:甲府市)や西沢渓谷(山梨市)など、清流がつくりあげた絶景が広がっています。四季折々に異なる表情を見せてくれる、スケールの大きな自然がすぐそばにある「ちょうどいい」田舎暮らしを叶えられるのが山梨なのです。
「平日は東京、週末は山梨」の2拠点生活にもぴったり
2拠点生活にも、山梨はぴったりです。完全に移住するのではなく、都内に家を残しながら田舎暮らしをする場合にも、アクセスの良さは大きなメリットになります。ウィークデーは都内で働いて、土日や長期休暇は山梨の家でのんびり過ごす「週末移住」も、無理なく実現可能。「ちょうどいい」距離の山梨だからこそ、移住の選択肢もぐっと広がります。
直通列車で、移住後も都内に通勤するパターンもアリ!
山梨に居を構えながら、都内へ通勤をするスタイルも選べます。JR中央本線大月駅以東の各駅は一部の快速電車(中央特快・通勤快速含む)が直通しているため、最寄り駅から乗り換えなしで新宿・東京方面への通勤が可能。早朝に上り2本、夜に下り2本のみですが、富士急行線に直通する快速も、東京~河口湖間で毎日設定されています。
先ほど紹介した特急「あずさ」「かいじ」を利用することで、甲府方面からの通勤も可能。2025年3月からは、平日に限り早朝特急「かいじ70号」の運行がスタートし、あさ8時前に東京駅に到着できるようになりました。
実際に住むなら? エリア別の「ちょうどいい」移住スタイル
ここからは、山梨県内のエリアごとにおすすめの移住スタイルを紹介していきます。
田舎暮らしをしながら東京で働くなら、東部エリア
東部は、県内でも最も東京に近いエリア。とくに、上野原市・大月市・都留(つる)市は、JR中央線快速電車で都内への通勤がしやすい点がメリットです。富士山を望む名峰・岩殿山(いわどのさん)や、イワナ・ヤマメ釣りのスポットである桂川水系など風光明媚な自然に恵まれつつ、比較的移住しやすいエリアです。
週末移住にもおすすめ 中北・峡東・富士五湖エリア
県都・甲府市や、甲斐市、南アルプス市などで構成される中北(ちゅうほく)エリア、そして笛吹(ふえふき)市を中心とした峡東(きょうとう)エリアは、特急「あずさ」「かいじ」などで都心と行き来しやすい地域です。県内で最も人口が集積しているため、商業施設や医療機関など、都市機能も充実。「田舎すぎない」移住生活を楽しめます。
また、富士吉田市や富士河口湖町などからなる富士五湖エリアも、高速バスのほか、JR中央線へ直通する列車で新宿方面にアクセスしやすいのが特徴。高原ならではの冷涼な気候の中、目の前にそびえる富士山とともに暮らせます。これらの地域は、東部エリアに次いで都内へのアクセスが良いため、週末移住にもおすすめできます。
静岡とのアクセス向上 のんびり過ごすなら峡南エリア
市川三郷(いちかわみさと)町、富士川町、身延(みのぶ)町などで構成される峡南(きょうなん)エリアは、JR身延線などで静岡県へ行きやすいという特徴があります。2021年には、新清水JCT(静岡市)から双葉JCT(甲斐市)へ至る中部横断自動車道が供用開始となり、さらにアクセスが向上しました。富士川の流れに抱かれた温暖なエリアで、雪に見舞われることはほとんどなく、ゆったりとした移住生活を送れます。
豊かな自然と利便性のバランスが取れた「ちょうどいい田舎暮らし」を山梨で!
ここまで、東京都内へのアクセスという視点で、移住先としての山梨県の魅力に迫ってきました。「東京から行きやすい」「東京へ出やすい」のに自然豊かな山梨なら、誰にとっても無理のない、「ちょうどいい」移住スタイルがきっと見つかるはず。山梨での住まい探しに興味が出てきたら、ぜひ「ジタクのシタク」の不動産検索をご活用くださいね。
※文中の鉄道・高速バスのダイヤなどは、2025年5月時点の情報です。