山梨県でおすすめのおしゃれな観葉植物・多肉植物・シンボルツリー

身近にある自然として、生活に彩りを与えてくれる観葉植物、多肉植物、そしてシンボルツリー。

数ある植物の種類の中から、山梨県でおすすめの育てやすく、おしゃれなディスプレイとしても取り入れやすい品種をご紹介します。

山梨県でおすすめの観葉植物・多肉植物・シンボルツリー

山梨県は比較的、年間を通しての寒暖差が大きい地域で、甲府周辺などは盆地という事もあり「夏暑く、冬寒い」気候です。

これは多くの植物にとって、厳しい環境であると言えます。

なので、他の地域でも言える事ではありますが、観葉植物・多肉植物・シンボルツリーの選定の際には、気候の変化に強く、育てやすい品種を選ぶのが良いでしょう。

山梨県でおすすめのおしゃれな観葉植物

観葉植物は、その名の通り葉っぱの形や色の美しさを鑑賞するために育てられる植物で、その多くは熱帯・亜熱帯地域を原産としています。

地面に直接植える「地植え」では冬を越せない種類がほとんどで、鉢に植えて育てる形になります。

パキラ

中南米原産の植物であるパキラは、丈夫で育てやすく、乾燥にも強いという特徴を持ち、観葉植物の定番です。

耐陰性があり、日陰でも育てる事ができますが、日当たりが悪い場所に置く場合は、たまに日光浴をさせてあげると良いでしょう。
※葉焼けしやすいので、直射日光は避けて、日当たりの良い窓辺などに置くのがおすすめです。

流通しているパキラの多くは台湾で生産されています。
昔、台湾である人がパキラの苗を繁殖させたところ、良く売れて財産をもたらした事から「発財樹」英語では「マネーツリー（money tree）」と呼ばれるようになったのだそうです。

この事から、パキラを家に置く事が商売繁盛、金運向上の意味を持つと考えられるようになりました。

サンスベリア

サンスベリアはアフリカの乾燥地域が原産の観葉植物です。
日本でも明治時代から栽培され、人気を集めてきました。

サンスベリアには多くの種が含まれますが、園芸用としては「サンセベリア・トリファスキアータ」という種類が、その代表格になります。

乾燥に強く、育てやすい観葉植物です。
耐陰性もあるので、室内栽培にも適しています。

ただし寒さは苦手なので、冬はなるべく暖かい部屋に置いてあげると良いでしょう。

モンステラ

モンステラはサトイモ科に属する植物で、南米の熱帯地域を中心に40種ほどが存在しています。

葉っぱに穴が空いていたり、深い切れ込みが入っていたりするのが特徴で、見た目の面白さから人気を集めています。

モンステラは高温多湿に強く、耐陰性もあるので室内で育てやすい植物です。
原産地では他の植物に着生して育つ「つる植物」なので、成長に従い、支柱などで支えてあげるようにすると良いでしょう。

寒い季節には、なるべく日当たりの良い所に置いてあげて、10度を下回る場合は、水やりを控えめにした方が、安定して育てる事が出来ます。

フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータはアフリカの熱帯地域原産の、クワ科の観葉植物です。
独特の樹形とハート型の葉っぱが特徴で、人気があります。

高温多湿に強く、日当たりの良い所を好みますが、耐陰性もあるため室内で育てる事ができます。

観葉植物全般に言えますが、寒さは苦手なため、冬場は暖かい部屋に置いてあげると良いでしょう。

ドラセナ

ドラセナはアジア・アフリカの熱帯地域が原産の観葉植物です。
手の平サイズの小さいものから、大きく育つものまで色々な種類があります。

「ドラセナ・マッサンゲアナ」は「幸福の木」の流通名でも知られ、人気がある種類です。

ドラセナは耐陰性があまり高くないので、直射日光は避けつつ、日当たりの良い所に置いてあげると、よく育ちます。

山梨県でおすすめのおしゃれな多肉植物・サボテン

ぷっくりとした見た目で愛好者も多い多肉植物やサボテン。
見た目のバラエティも豊富で、コレクションして楽しまれる方も少なくありません。

多肉植物とサボテンの生育上、気をつけたいのは、水をあげすぎてしまう事です。
水をあげずに枯れるケースよりも、水を過剰にあげすぎて、根腐れしてしまうケースの方が多く、注意したいポイントです。

必要な水の量は種類によって違いますが、土の表面が乾いてきたら鉢底から水が流れ出すくらいたっぷりと与え、冬場は断水するか、月に１～2回程度を目安に与えると良いでしょう。

エキノセレウス 紫太陽（サボテン）

エキノセレウス 紫太陽はメキシコ～北米原産のサボテンで、一般的なサボテンと違い、赤みがかった色合いが特徴です。

これは全身に生えた赤紫の棘によるもので、独特の色合いが人気の品種です。

乾燥や寒さに強く、とても育てやすいサボテンです。
反面、日当たりの悪い所に置くと型崩れしやすくなるため、しっかりと日光を浴びる事ができる、日当たりの良い場所に置いてあげると良いでしょう。

ユーフォルビア

ユーフォルビアはトウダイグサ属に分類される植物のグループで、全世界に約2000種が分布しています。

サボテンに似たものや、ソテツに似たワイルドな枝が伸びていくものなどバラエティに富んでいます。

その中でも「峨眉山」という品種は日本で作出された品種で、四季のある日本の気候に適応し、とても育てやすいのが特徴です。

エケベリア

エケベリアはベンケイソウ科のエケベリア属に含まれる多肉植物で、中南米の乾燥した、暖かい地域に自生しています。

ロゼッタ状に連なる葉っぱの様子が美しく、育てやすい人気の種類です。

エケベリアは春と秋によく成長します。成長期には土が乾いたら水を与えてあげるようにすると良いでしょう。
それ以外の時期には、根が水分をあまり吸収できなくなるため、水のあげすぎは禁物です。
少し乾燥気味にしておくと良いでしょう。

ハオルチア

南アフリカ原産の多肉植物ハオルチアは、ほとんどの種類が成長しても15cm程度とコンパクト。
他の植物やインテリアを圧迫せずに楽しむことが出来ます。

ハオルチアは、大きく分けて硬く尖った葉っぱを持つ「硬葉系」と、葉っぱが丸みを帯びた「軟葉系」に分けられます。

「軟葉系」にはオプツーサなど、半透明な「窓」と呼ばれる部分を持つ種類もあり、その美しさで人気を集めています。

シバ女王の玉櫛（しばじょおうのたまぐし）

シバ女王の玉櫛は、多肉植物の中でも太く膨らんだ茎や根が特徴の「塊根植物（コーデックス）」の仲間で、近年とても人気を集めています。

シバ女王の玉櫛はパキポディウムという塊根植物のグループの代表種で、マダガスカルの乾燥した平原に自生しています。

丈夫で育てやすい種類ですが、日照不足になると徒長（枝や葉っぱがひょろひょろと長く伸びる事）しやすくなるため、日当たりが良い場所に置いてあげましょう。

和名の由来である「玉櫛」は、びっしりと生えたトゲを櫛に見立てたものです。
「シバ女王」とは旧約聖書にも登場する人物で、現在のエチオピアにあたる国を治めたと言われています。

山梨県でおすすめのおしゃれなシンボルツリー

シンボルツリーとは、文字通りお家の象徴として庭に植える事で、木陰や癒しを与えてくれる樹木の事です。

成長した時にどれくらい大きくなるかは、木の種類によって大きな差があるので、事前に確認しておきましょう。
ご自宅の気候に合った種類を選ぶ事も、とても重要です。

オリーブ

地中海原産のオリーブは、シンボルツリーとして人気の樹木です。
葉色が美しく、常緑樹のため、その美しい葉っぱを一年通して鑑賞する事が出来ます。

樹勢が強く成長スピードが速いオリーブは、大きく育てる事ができます。
寒さや乾燥にも強く、育てやすい樹木です。

スモークツリー

フワフワとした美しい花をつける事から「スモーク」の名で呼ばれるスモークツリー。

雌雄異株の樹木で、このフワフワした花は雌株でのみ見られます。

暑さにも寒さにも強く、育てやすい植物です。

枝が横に伸びていくので、広さに余裕がある場所に植えてあげると、伸び伸びと育ってくれます。

ユーカリ

ユーカリはオーストラリアを中心に900種類ほどが存在する樹木のグループです。
葉っぱの形がバラエティに富んでおり、好みの葉っぱを持つ種類を探してみるのも良いでしょう。

種類によっては大きく育ち、10メートル以上に達する物もあるため、あらかじめどれくらい育つ種類なのかを確認しておくと良いでしょう。

キッチンに植物を取り入れるなら苔玉がおすすめ！

キッチン周りなど、食べ物を扱う場所には、土を含んだ植物の鉢を置く事に抵抗感のある方もいらっしゃると思います。

キッチン周りに植物を置く方法として、おすすめしたいのが「苔玉」です。

苔玉は、丸く固めた土に苔を巻き付けて球状にしたもので、土が露出していないため、キッチン周りに鉢植えを置く事に抵抗感がある方でも、安心して置いていただけるかと思います。

苔玉は園芸店やホームセンターなどでお買い求めが出来る他、ネット上で自作方法を開設しているサイトもありますので、自作にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

観葉植物・多肉植物・シンボルツリーを家に取り入れる際のポイント

どのジャンルの植物も、成長した際にどれくらい大きくなるかで、置くべき場所が決まってきます。

購入する前に、成長時のサイズを確認して「成長するとこれくらいのサイズになるから、ここに置こう」など、ある程度のイメージを持っておくと、買ってから「どこに置こう…」と悩まなくて済みます。

成長時のサイズは、インターネットや、植物を販売する園芸店・ネットショップの方などに確認すると良いでしょう。

山梨県でおすすめの観葉植物・多肉植物・シンボルツリー まとめ

自宅の空間を満たし、彩りを与えてくれる植物。
より心地よい生活のお供として、おしゃれな生きたインテリアとして、ぜひ検討してみてください！

ジタクのブログ担当　しろうさぎでした。