• 山梨移住のススメ NEW 2026.05.07

通信環境良好&コワーキングスペース充実 山梨のリモートワーク事情

 

山梨への移住を実現し、「ちょうどいい田舎暮らし」を叶えるためには、超えなければならないハードルがいくつかあります。どうしても避けられないのが、「仕事はどうする?」という問題。住宅や気候風土など、ふだんの生活に関することはしっかり情報収集すれば障害になりにくい一方で、仕事が移住のネックになることは少なくありません。そこで今回は、山梨への移住をぐっと現実的にしてくれる、リモートワークについて取り上げます。肝心な通信環境のほか、県内のコワーキングスペースの例など、山梨のリモートワーク事情について見ていきましょう。

 

「移住=転職」ではない、「いまの仕事のまま移住」という選択肢

これから先の自分やパートナーのキャリアを見据えつつ、生活に必要な収入をどう得るのか―。多くの移住者にとって有力な選択肢は、山梨県内の企業への転職、あるいは独立・起業です。そして近年ではこれらに加え、リモートワークによる移住を選ぶ人も出てきました。コロナ禍を経てリモートワークを導入する企業が増加し、業界・業種によってはほぼ出勤のない「フルリモート」を認めている企業も。リモート勤務を活用することで、「いまの会社に就業したまま移住」の実現が可能になっています。

 

そこで気になるのが通信環境ですが、実は山梨は、全国的に見てもインターネット通信の整備が進んでいる県です。光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービス・FTTH(Fiber To The Home)の世帯カバー率を見ると、山梨は99.2%で堂々の全国6位(総務省「令和5年度末光ファイバ整備状況」)。契約世帯数ベースのFTTH普及率も、74.9%と全国8位(総務省「FTTHサービス都道府県別普及率グラフ(令和7年末3月現在)」)を誇ります。安定した通信環境と、自然に囲まれた仕事に集中できる環境を兼ね備えた山梨は、リモートワークを活用した移住にはぴったりと言えます。

 

 

「リモートワーク移住」をアシストしてくれる、自宅以外の仕事場

 

リモートワークを活用した移住を本格的に考える際、意外と大切なのが「家の外に仕事ができる環境があるか」ということ。通勤時間ゼロで、自由な働き方ができるリモートワークですが、「家族が家にいて集中できない」「暮らしと仕事の境界線があいまいになり、オンオフの切り替えがしづらい」という側面もあります。カフェやファミリーレストランなどで作業する方法もありますが、店内がにぎやかで集中しづらく、周囲の人にもPC画面が見えてしまい、セキュリティの観点で適切とは言えません。

 

そこで役立つのが、都市圏で普及しているコワーキングスペース。Wi-Fiや電源、打ち合わせスペースなどを備え、集中できる環境が整っているコワーキングスペースは、「もうひとつの仕事場」に最適です。

 

山梨でも近年、都市圏ほどではないものの、コワーキングスペースの整備が進んできました。移住者にとっては、仕事にしっかり向き合える場所としての役割はもちろん、地元の人やほかの移住者とのつながりを生み出せるメリットもあります。次のパートでは、山梨県内各地にあるコワーキングスペースを紹介します。

※当記事で紹介したコーワキングスペース等の情報は、2026年5月現在のものです。

 

設備・サービス充実!山梨のコワーキングスペース3選

 

甲府エリア|CROSS BE(クロスビー)

まずは県都・甲府市から。JR甲府駅南口から徒歩3分の場所にある「CROSS BE」は、洗練されたインテリアの都市型コワーキングスペース。90席もの共有フリースペースのほか、契約者限定の固定席「レジデンスルーム」や、ビデオミーティングや電話に適した「テレワークブース」などを備えた施設です。3室のミーティングルームのほか、25名収容のセミナールームも完備。お茶やコーヒーもサーバーからフリーで利用できます。料金は月額8,800円から(入会金20,000円別途)。月額料金なしのドロップイン利用も可能で、3時間1,100円、1日利用1,980円となっています。

 

CROSS BE

〒400-0031 甲府市丸の内2-2-1 CROSS500 1F

営業時間:平日10:00~22:00(土日祝 10:00~19:00)

https://crossbe.co.jp/

 

富士五湖エリア|.work plus(ドットワークプラス)

続いては、富士山のふもと・富士吉田市にあるコワーキングスペースをご紹介します。富士急行線・富士山駅直結の「富士急ターミナルビル Q-STA(キュースタ)」2階にある、「.work plus」。12席のフリーワークスペース、富士吉田の街並みを見ながら作業できる6席の「テレワークスペース」のほか、1-2名用の個室ブース、そして8名収容の会議室を備えています。また、多彩なフリードリンクが並ぶカフェスペースや、試供品などを来訪者に持ち帰ってもらえる「出品ボックス」も。料金は月額7,000円からで、ドロップインは1時間500円、1日1,800円で利用できます。

 

.work plus

〒403-0005 富士吉田市上吉田2-5-1 Q-STA 2F

営業時間:10:00~20:00(17:00以降は要予約・事前決済)

https://0555plus.work/

 

峡東エリア|シェアオフィス甲州

最後は、フルーツ王国・山梨を支える峡東エリアにある「シェアオフィス甲州」。こちらは、甲州市が移住者支援の一環として整備した、サテライトオフィスとしての機能も持ったコワーキングスペースです。オープンスペースは、カフェ風スペースや和風畳スペースなどを、その日のフィーリングに合わせて利用可能。集中できる個室ブースや会議スペースはもちろん、1階にはコンビニ、屋上には見晴らしの良いウッドテラスもあります。24時間使えるうえ、料金は1日200円、1か月3,050円(登録料1,010円別途)とお財布にやさしいのも嬉しいポイントです。

 

シェアオフィス甲州

〒409-1316 甲州市勝沼町勝沼756-13

営業時間:24時間(年末年始は休館)

https://www.city.koshu.yamanashi.jp/iju/iju/share-office.html

 

 

山梨で、「仕事を変えずに暮らしを変える」移住を実現

 

今回は、山梨のリモートワーク環境や、おすすめしたい県内のコワーキングスペースについてご紹介しました。通信環境が整っていて、自然も豊かな山梨は、リモートワークにもってこい。これに加えてコワーキングスペースを活用すれば、より快適に働けます。取り上げた3つの施設がある甲府・富士五湖・峡東エリアのほかにも、各地にコワーキングスペースが開設されているので、ぜひ検索してみてください。お勤めの企業の方針や、業種・業界による部分はありますが、「移住=転職 or 独立」ではなく「今の仕事のまま移住」という選択肢が加わることで、山梨への移住がぐっと実現に近づくはずです。

 

そして、山梨暮らしをより具体的に検討しているという方は、ぜひ「ジタクのシタク」の不動産検索をご覧になってみてくださいね。

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